高校適正化の討論

2018年07月25日

議長のお許しをいただきましたので、公明党を代表して、請願第7号「県立高等学校適正化実施計画(案)の決議の延期と説明を求める請願書」について賛成の立場で、討論を行います。
本議会に上程されております、議第72号「県立高等学校適正化実施計画の策定について」につきましては、去る6月8日に、奈良県教育委員会から発表があり、6月18日今議会への議案提出がなされました。そして、6月28日には議案付託された文教くらし委員会での採決と言った、非常に拙速な審議スケジュールで進めて来ました。県教委は、「説明責任を果たしたい」としながらも、この間、保護者説明会等が開かれたのは、6月17日の平城高校における説明会1回だけで、在校生や保護者・卒業生などへの充分な説明が行われたとは思いません。
その間、私ども公明党会派に対して、平城高校の関係者を始め、多くの県民の方から声や要望が寄せられました。私どもは、一人ひとりの気持ちを大切に、寄り添う思いで、その声を教育長始め、関係者に届けてまいりました。5月29日には「県立高等学校適正化に関する要望書」を教育長に提出された際も同席させて頂きました。要望書の内容は、1.地域性や歴史を考慮した再編を行ってほしい。2.平城高校の生徒募集を継続し伝統の継承を図ってほしい。3.将来奈良高校が移転する場合、平城高校と合併し平城高校の校舎を活用してほしい。の3項目であります。その要望を反映する形で、『「地域と共にある学校づくり」の更なる推進』の項目に「学校と地域の協議会を2020年度から設置」とする内容が盛り込まれました。更に要望の際には、「現高校の様々なメモリアル遺産については、現高校で保管する」とした発言も教育長からありました。
又、6月28日に行われました、文教くらし委員会において同僚議員より「平城高校に来年度入学する生徒が高校三年時に、新設される(仮称)県立国際高校に学籍移動する計画には問題があると指摘」しました。教育長より「来年度に入学する平城高校生は同校で卒業できるよう検討する。再編する校名もこれから考えたい」との答弁がありました。現役高校生への丁寧な支援など一定の理解は得られましたが、上程されております議第72号議案については、議論の余地が残されており、県民の声を十分に反映し、結論を出す状況には至っていないと判断しております。
よって、公明党会派としては、「請願第7号」について賛成と致します。
ご清聴ありがとうございました。